埼玉新聞

 

J2大宮、開幕から9戦未勝利…佐野社長「監督と話し、辞意とは受け止めていない」 一方で曖昧な回答も

  • 会見で質問に答える大宮の佐野秀彦社長

 J2の大宮は甲府に1―3で逆転負けし、リーグ3連敗で開幕から9戦未勝利。最下位を脱することはできなかった。

 大宮の佐野秀彦社長が試合後に会見し、「強化部の強化につながる人選ができれば。結果につながる体制を取りたい」と自身が兼務するフットボール本部長の招聘(しょうへい)が急務であることを強調した。

 質疑応答では「山口戦後に霜田監督がクラブに辞意を伝え、クラブが慰留したという話が一部であるが、事実か」という質問に対し、「霜田監督も落ち込んでいて、勝てなくて申し訳ないということだった。次の日に話そうということで、翌日は甲府戦に向けた話をした」と話し、「辞意とは受け止めていない」という姿勢を貫いた。

 「お金がないと言われているが、そんなことはない。私の責任で何とかする」と力を込める一方で、昨季に続いて下位に低迷している現状について「重く受けてめている。ここまで勝てない中で、選手やスタッフと話をしてきているが…」と曖昧な回答も少なくなかった。

ツイート シェア シェア