埼玉西武育成1位の冨士ら若獅子が合同自主トレ 所沢市の施設で実施 「1年間戦い抜く体をつくるため、今は連動性や体幹を重点的に」
2025/01/21/13:23
埼玉西武の新人選手たちは20日、所沢市のプロスピTRAINING CENTERで合同自主トレーニングを行い、育成ドラフト1位の冨士(大宮東高)ら若獅子たちが共に汗を流した。
投手陣はウオーミングアップ後に、フィールディングの細かな動作を確認。終始リラックスした表情でコーチ陣や同期とコミュニケーションを取った冨士は「1年間戦い抜く体をつくるため、今は連動性や体幹を重点的に意識している」と練習の狙いを話した。
入寮後、新人選手は野球の戦術面以外に座学で社会人としての意識なども学んでいるという。2月から始まるキャンプに向け冨士は「気持ちだけは負けたくない。先輩に聞くのもいいが、まずは観察して自分で考えられるよう頑張っていきたい」と気持ちを高めた。
ドラフト2位の渡部(大商大)はマシンによる打撃練習を実施。変化球にもうまく対応する姿を見せ「ここまで順調にやってこられている。一番良い準備をして臨みたい」と開幕1軍を見据えた。