埼玉新聞

 

アニサキス…スーパー「オリンピック」の刺し身で男性が食中毒に アジやイワシ食べる 店に行政処分

  • 食中毒でスーパーを行政処分=南区

 さいたま市は13日、同市南区別所のスーパー「オリンピック武蔵浦和店」で、魚介類の寄生虫「アニサキス」による食中毒が発生したとして、同日中の1日間、冷凍品を除く生食用の魚介類の調理、提供停止の行政処分を行った。

 市食品・医療品安全課によると、同店で購入したアジやイワシの刺し身を食べた30代の男性に腹痛や吐き気などの症状が表れ、医療機関を受診したところ、体内からアニサキスが見つかった。市保健所は潜伏期間や喫食状況などから、同店で加工、販売した商品が原因による食中毒と判断した。

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