埼玉新聞

 

<高校サッカー>S1リーグ勢中心に混戦模様か 関東県予選を展望、最激戦区は浦和東―武蔵越生ゾーン

  • 関東高校県予選の組み合わせ

 サッカーの関東高校県予選は16日、30チームが参加して開幕。決勝は30日に行い、上位2校が関東大会(5月28~30日・神奈川)の出場権を獲得する。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から無観客で開催し、試合会場と時間は事前の公表を控える。混戦模様の大会を展望する。

 プリンスリーグに参戦している西武台と昌平は不参加で、県S1リーグ勢を中心とした優勝争いが予想される。第1シードは堅守を武器に昨秋の選手権大会県予選で準優勝した浦和南。エース立沢を軸に粘り強く戦い、勝ち上がりながら一体感を醸成したい。

 武南は新2年生の松原ら前チームから経験を積んでいる選手が多く、春休み中のチーム強化にも手応えを得ている。埼玉栄―本庄第一の勝者と顔を合わせる初戦で勢いをつけられるか。

 武南と同じく選手権大会県予選ベスト4の立教新座は河下、岡本の新2年生コンビに注目。同じゾーンでは埼玉平成―浦和西が1回戦屈指の好カード。S1リーグで武南と引き分けている成徳大深谷がライバルになりそうだ。

 ノーシードながら県S1リーグで連勝スタートを飾った正智深谷は小屋と岩崎の両センターバックに安定感がある。浦和東―武蔵越生ゾーンは最激戦区。聖望学園や市浦和など地力のあるチームが上位をうかがう。

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