なんと元荒川が湖のように広がっていた…じつは春の風物詩 さいたま・岩槻区の水門を閉めて景色一変
2022/04/18/00:00
さいたま市岩槻区を流れる元荒川の末田須賀堰(せき)の水門が閉められ、湖のような景色が広がっている。水田など作付け前の春の風物詩として、地元では観光の期待も高まっている。
水門はメインゲートが三つあり、水資源機構利根導水総合事業所の職員によって、閉められた。ゲートは幅20・7メートル、高さ4・6メートル。堰近くでは、右岸側から末田用水、左岸側から須賀用水が流れるようになる。ためられた水は、同市岩槻区をはじめ、白岡市、蓮田市、春日部市、越谷市の水田のかんがい用水として使われる。
堰上流の元荒川は川幅が広く、堰が閉められると景色が一変する。眺めが良いことから、撮影などで訪れる人も増えている。