埼玉新聞

 

<新型コロナ>学校閉鎖、教諭や児童生徒らが…埼玉1816人感染5人死亡 医療機関など5クラスター拡大

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは19日、新たに新型コロナウイルスの感染者1816人、死者5人を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が1022人、さいたま市585人、川口市113人、川越市43人、越谷市53人。

 さいたま市と川口市で過去の陽性者計2人の取り下げがあり、これまでに確認された感染者は48万7528人(チャーター便帰国者含む)、死者は1426人(19日午後7時現在)。

 18日夜時点の重症者は13人、感染者の入院は759人、ホテル療養665人、自宅療養1万8808人。退院・療養終了は46万2469人。

 県によると70代の男性1人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女1065人。うちみなし陽性は27人。クラスター(感染者集団)関連では、既に感染者が確認されている医療機関など5施設で1~3人が感染した。会食で感染したとみられるのは50代男性1人。ワクチンを3回接種していたのは10~90代の男女98人、2回接種は10~90代の男女297人だった。

 県教育局によると、県立戸田かけはし高等特別支援学校で児童生徒5人、教職員7人が感染し、22日まで学校閉鎖とした。そのほか県立学校16校で児童生徒47人、教職員3人が感染し、学年閉鎖を2件、学級閉鎖を17件実施した。

 さいたま市によると、60代男性が2月6日、80代男性が同24日、80代女性が同26日、70代男性が今月8日に死亡した。2月に死亡確認された3人は、病院から最近になって届け出があったという。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女585人。

 川口市によると、未就学児~80代の男女113人の感染が確認された。

 川越市によると、未就学児を含む10歳未満~70代の男女43人の感染を確認。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女53人。

ツイート シェア シェア