スイセンの花かれんに 一部で見頃迎え、カメラ手にした見物客も 埼玉・幸手の権現堂公園 恒例の「水仙まつり」は生育状況が芳しくなく今年は中止
2025/01/28/10:30
幸手市の権現堂公園で、桜堤の斜面に植えられているスイセンの花が咲き始めた。見頃を迎えているのは一部のエリアのみだが、冬空の下、白色のかれんな姿をのぞかせ、来園者を楽しませている。
スイセンはNPO法人「幸手権現堂桜堤保存会」のメンバーが2005年から植え始め、約50万球に規模を拡大。満開になると、桜堤全体が甘い香りに包まれる。
毎年1~2月の開花時期に合わせて水仙まつりを開催しているが、今年は生育状況が芳しくなく中止に。それでも、桜堤の南端に近い清保堂付近は花が咲きそろい、カメラやスマートフォンを手にした見物客が集まっていた。
開花状況は権現堂公園のホームページで確認できる。