埼玉新聞

 

ファンが待ちわびた再開!春のビール祭り、3年ぶり復活 GW明けの4日間、週末分チケットはほぼ完売

  • コロナ禍前の2019年の「秋のビール祭り」の様子。今回はアリーナ内で規制を設けて開催される

 日本最大級のクラフトビールの祭典「春のビール祭り」が、さいたま新都心けやきひろば(さいたま市中央区)で3年ぶりに復活する。期間はゴールデンウィーク明けの5月12~15日の4日間。昨年までコロナ禍で中止となっており、ビールファンにとって待ちわびていた再開。チケットは既に週末分がほぼ完売と、売れ行き好調だ。

 今回の「けやきひろば春のビール祭り」は、さいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナ(屋内)に場所を移して開催される。事前予約が必要で、2時間の入れ替え制。立ち飲みはできない。予約は全てテーブル指定で、入場料は4席2千円と2席千円。新型コロナウイルスの感染防止に細心の注意を払う。

 ビール祭りは、全国各地のブルワリーが出店するほか、海外のビールも味わえるイベント。2009年から春と秋の年2回開催されてきた。今回は36店舗150種類以上のビールと、えりすぐりのフードも楽しめる。

 チケットの販売期間は5月4日まで。ヤフージャパンのデジタルチケット「パスマーケット」で販売している。週末の14、15日はほぼ完売となっており、関東圏のビールファンの期待がうかがえる。残席がある場合のみ当日券も販売される。

 主催のさいたまアリーナ担当者は「以前のように自由に回遊して楽しむまでにはまだいかないが、テーブル間は十分間隔を取って配置するので安心して楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

ツイート シェア シェア