埼玉新聞

 

まさか…仲良しと思われていた親子に何が 母親遺体を放置した息子逮捕 一緒に買い物していた2人「驚き」

  • 女性の遺体が見つかった一軒家=24日午前10時50分ごろ、春日部市大場

 春日部市大場の自宅に母親(79)の遺体を放置したとして、県警捜査1課と春日部署の合同捜査班は24日、死体遺棄の疑いで、母親と同居していた職業不詳の息子(49)を逮捕した。

 逮捕容疑はいずれかに日時に、自宅に母親の遺体を遺棄した疑い。調べに対して、息子は黙秘しているという。

■静かな住宅街に衝撃

 現場は、東武伊勢崎線武里駅から徒歩約10分の場所にある閑静な住宅街。

 近くに住む男性は、「この辺は事件もないし静か」と心配そうな表情で話す。23日の夜はサイレンなど聞こえず、朝起きて規制線が張ってあることに気付いたという。

 近くに住む女性は近所の人から聞き、不安で見に来たという。「(現場宅の)人は見たことないし、名字も知らない。最近は世の中で事件が多くて怖いから、気を付けないと」と語る。近くに住む80代男性はこの家に住む親子を見たことがあるという。「2人で車に乗って買い物に行くのを見たことがある。2人は仲がいいと思っていたのでまさかという思い」と驚きを隠せない様子で話した。

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