埼玉新聞

 

<高校ラグビー>再逆転の浦和、45年ぶり優勝 川越東の猛反撃しのぐ 3位決定戦は昌平快勝

  • 浦和―川越東 後半18分、浦和のフランカー山際(中央)が逆転トライを決める

  • 後半29分、川越東のSO北薗(中央)が倒される

 (関東大会県予選 最終日・熊谷ラグビー場=11日)

 決勝と3位決定戦を行い、県新人大会優勝の浦和が決勝で川越東に21―20で競り勝ち、45年ぶり6度目の優勝を果たした。

 浦和は、14―12の後半12分にPGで逆転されたが、同18分にフランカー山際が左中間にトライを決めて逆転。ゴールをSO目黒が成功させて21―15とした後は、川越東の猛反撃を1トライでしのいだ。

 3位決定戦は、前年王者の昌平が45―24で立教新座に快勝した。

 上位4校が関東高校大会(6月8、9日・神奈川)に出場する。

■浦和の再逆転劇

 FW戦で優位に立った浦和が競り勝った。

 前半5分に先制トライを許した浦和は、11分にフランカー山際のトライとSO目黒のゴールで同点とし、27分にフランカー水野のトライで逆転。後半12分に再びリードを奪われたが、18分にフランカー山際のトライで再逆転した。

 川越東は浦和と同じ3トライを決めたが、2度のゴール失敗が響いた。

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