埼玉新聞

 

<ランチ>春日部シンボル「牛島の藤」にちなんだ朝日屋の“藤うどん”人気 「地下神殿うどん」も有名

  • 朝日屋の藤うどん

  • 藤うどんを紹介する時田将利チーフ

 石臼でひいたそばと足踏みによって打つ特製うどんがおいしさとコシの強さを引き出す。春日部のシンボル「牛島の藤」にちなんだ「藤うどん」が人気だ。県産小麦粉アヤヒカリと2種類の小麦をブレンド、アヤムラサキを使用し、つややかな淡い紫色のうどんに仕上げた。

 時田将利チーフ(42)は「喉ごしが良く、小麦の甘みを感じるおいしいうどん。もちもちとした食感が特徴です」と紹介した。

 人気のランチは藤うどんとこだわりの本格天ぷらのセット「天つる」(税込み1080円)、限定20食で揚げ物・小鉢などが付き、そばかうどんが選べる日替わりサービス定食(税込み1100円)など。

 メディアで取り上げられ「龍Q地下神殿藤うどん」(税込み1100円)の注文も後を絶たない。「地下神殿」の名で知られる世界有数の防災施設「首都圏外郭放水路・龍Q館」をモチーフにしたメニュー。藤うどんの上にそびえる自慢の天ぷらを神殿に見立てた。

 地元のフジの花が見頃を迎え、時田チーフは「春日部は春のこの時期が最も観光でにぎわう。訪れた方に少しでも楽しい思い出をつくってもらえるよう一役を担えれば」と笑顔で語った。

【メモ】めん房 朝日屋

 春日部市藤塚2371の32(電話048・736・1296)。ランチ昼の部は午前11時~午後3時、夜の部は午後5時~同8時。水曜定休。駐車場40台。

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