埼玉新聞

 

娘が気付くも、すでに…母の口座から160万円以上が消えていた 母がカードを渡した詐欺男は20~40代

  • キャッシュカード2枚だまし取られる=白岡市

 久喜署は24日、白岡市の無職女性(80)がキャッシュカード2枚をだまし取られる預貯金詐欺被害に遭ったと発表した。女性の口座から現金160万5千円が不正に引き出された。

 同署によると、22日午前10時ごろ、女性方に金融機関職員などを名乗る男から「還付金があります。担当者を自宅に向かわせるのでキャッシュカードを準備してください」などと電話があった。信じた女性は同日午前11時50分ごろ、自宅を訪れた金融機関職員を装う男にキャッシュカード2枚を手渡した。その後、娘に相談したところ、だまされたことに気づき110番した。

 キャッシュカードを受け取りに来た男は、年齢が20~40代くらいで身長170センチくらい。体格は中肉で、マスクを着けていたという。

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