埼玉新聞

 

女性の言動、不審に…信用金庫に入庫2年目の預金係女性、副支店長と相談し詐欺見破る 年金支給日に合わせ、支店では詐欺被害防止の研修を実施 埼玉・武南署が感謝状

  • (左から)青木信用金庫榛松支店の稲垣はるかさん、小薬隆さん、藤木渉武南署長

    (左から)青木信用金庫榛松支店の稲垣はるかさん、小薬隆さん、藤木渉武南署長=16日午前、武南署

  • (左から)青木信用金庫榛松支店の稲垣はるかさん、小薬隆さん、藤木渉武南署長

 特殊詐欺を未然に防いだとして埼玉県の武南署は16日、青木信用金庫榛松支店(松沢成和支店長)と、同支店副支店長の小薬隆さん、預金係の稲垣はるかさんに感謝状を贈った。

 同署によると昨年11月27日午前、高齢女性が「100万円下ろしたい。息子がかばんをなくした。上司に迷惑をかけている」などと来店。不審に思った稲垣さんが小薬さんらに相談し、警察に通報して詐欺と見破った。

 同支店では年金支給日に合わせ、詐欺被害防止の研修を実施している。入庫2年目という稲垣さんは「お客さまの資産をお守りでき、安心しました。これからもお客さまのお話をしっかり聞き対応させていただきたい」と話した。

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