埼玉新聞

 

赤鬼と青鬼20人登場 お面と衣装を着けた氏子ら、金棒振り上げ境内飛び回る 埼玉・秩父の秩父神社で「鬼やらい」の予行演習、節分本番へ気合

  • 「鬼やらい」の予行演習で気合を入れる鬼役の氏子たち

    「鬼やらい」の予行演習で気合を入れる鬼役の氏子たち=28日午後6時ごろ、秩父市番場町の秩父神社

  • 「鬼やらい」の予行演習で気合を入れる鬼役の氏子たち

 秩父市の秩父神社で2月2日に行われる「節分追儺(ついな)祭」を前に、同神社で28日、氏子たちが鬼に扮(ふん)した「鬼やらい」の予行演習が行われた。

 午後6時ごろ、赤鬼と青鬼のお面と衣装を着けた鬼役約20人が本殿前に登場。年男が「鬼は外、鬼は外」と豆を投げると、鬼役は金棒を振り上げて境内を飛び回り、本番へ向けて気持ちを高めた。

 追儺祭当日は、2月2日午前10時半から午後3時ごろまで数回、年男と年女が平成殿の2階から豆をまき、鬼たちが独特の所作で踊る。メインの祭事は午後7時半ごろに実施予定。氏子数人は、秩父鉄道が運行する臨時列車「節分豆まきトレイン」のイベントに加わり、秩父駅前で観光客を迎え入れる。

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