いちご狩りシーズン到来 県オリジナル品種「あまりん」「かおりん」「べにたま」を栽培の観光農園、JAちちぶが県庁でPR 秩父地域には23の観光いちご園、開園時期は6月中旬まで
2025/01/30/14:15
いちご狩りのシーズンが到来した埼玉県・秩父地域の観光農園をPRするため、JAちちぶいちご部会の生産者らが1月27日、県庁で大野元裕知事を表敬訪問した。
県農業ビジネス支援課によると、秩父地域(秩父市、横瀬町、長瀞町)には23の観光いちご園があり、開園時期は6月中旬まで。JAちちぶいちご部会(会員数32)は味にこだわる生産者が多く、県オリジナル品種の「あまりん」「かおりん」および2024年作から地域で栽培可能となった「べにたま」は、24年末時点で栽培面積の約34%(約2・5ヘクタール)となっており、今後も増加していく見込みだという。
ただかね農園の高野宏昭副部会長は「べにたまは収穫量があるので、あまりんと比べて若干安くできる。いちご狩りの目玉として単価を上げられるので、とてもありがたい品種」と話し、週末は予約確認をした上で来園するように呼びかけた。