<新型コロナ>45人感染のクラスター発生…埼玉2244人感染 県立校で学級閉鎖12件、生徒23人が
埼玉県などは27日、新型コロナウイルスに感染していた50~90代の男性4人が死亡、新たに2244人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が1301人、さいたま市534人、川口市207人、川越市75人、越谷市127人。
これまでに確認された感染者は50万5984人(チャーター便帰国者含む)、死者は1438人(27日午後6時現在)。
26日夜時点の重症者は9人、感染者の入院は608人、宿泊療養551人、自宅療養1万5457人。退院・療養終了は48万3835人。
県によると、県管轄では70~90代の男性3人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~100代の男女1241人。うちみなし陽性は43人。クラスター(感染者集団)関連では10施設で、新たに高齢者施設2件でそれぞれ45人と5人の入所者が感染した。会食で感染したとみられるのは80代女性1人。ワクチンを3回接種済みだったのは10~90代の男女187人で、2回接種は10歳未満~90代の男女312人だった。県教育局によると、県立学校10校で学級閉鎖が12件あり、児童生徒23人が感染した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の534人。年代別では、10歳未満の126人が最多。
川口市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~80代の男女207人。保育園の休園は8園。学級閉鎖は、11小学校13学級、2中学校2学級、市立高校3学級。
川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女75人。うち60代女性1人が重症。市内の老人ホームで21~25日、70~90代の入所者11人(男性6人、女性5人)と女性職員1人の計12人の陽性が判明。26日にクラスターと認定された。重症者はいない。
越谷市によると、50代男性が9日に死亡した。感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~70代の男女127人。市内の障害者施設で新たにクラスターが発生し、利用者11人と職員5人の計16人が感染した。