県は11日、県北東部に今年初めて、光化学スモッグ注意報を発令した。健康被害の届け出はないという。
県大気環境課によると、光化学オキシダント濃度が注意報の目安となる0・12ppmを超えた。県内では5~9月、日中の最高気温が25度以上になるなどの条件で、光化学スモッグが発生しやすくなる。
同注意報は同日午後3時20分に発令。同4時20分に解除した。発令情報はインターネットやメールで確認することができる。
健康被害に遭わないため、県は屋外での激しい運動を控えるなどの注意を呼び掛けている。
この日は県内各地で気温が30度近くまで上がった。