埼玉新聞

 

イオンレイクタウンに全国各地の中華まん集結 熱々の中華まん、100種類以上がその場で味わえる「中華まん博覧会」 地元越谷のご当地グルメ「ガーヤちゃんまん」も きょう2日まで

  • 「鴨ネギ鍋」をモチーフにした越谷市のご当地グルメ「ガーヤちゃんまん」

    「鴨ネギ鍋」をモチーフにした越谷市のご当地グルメ「ガーヤちゃんまん」

  • 「鴨ネギ鍋」をモチーフにした越谷市のご当地グルメ「ガーヤちゃんまん」
  • 釧路の「よしやすぶたまん」など肉まんの魅力を語る「ご当地グルメ研究会」の松本学代表(左)

 全国各地100種類以上の中華まんが楽しめる「中華まん博覧会2025」が2月2日まで、埼玉県越谷市の「イオンレイクタウンmori噴水広場」で開かれている。「ご当地グルメ研究会」(松本学代表)が毎年開いており、北海道から沖縄まで、全国の中華まん(冷凍・冷蔵)が一堂に集結。購入することができる。

 博覧会では北海道の食材を生かした釧路市の「よしやすぶたまん」など4店舗がゲストとして出店している。ゲスト以外にも10~20種類を加温販売し、熱々の中華まんをその場で味わうことができる。

 県内からは地元越谷のご当地グルメ「鴨ネギ鍋」をモチーフにした「ガーヤちゃんまん」(中華台湾料理正香園)、草加市の「肉まん研究所」の中華まん、日高市の「ゴールデンポーク豚まん」(サイボク)が並ぶ。

 松本代表は中華まんの魅力について「元々中国の食べ物が日本に渡り、歴史をたどる中で日本の文化と合わさって、進化、変化を遂げた。皮と餡(あん)の組み合わせから、可能性は無限大」と語る。

 中華まんはご当地や企業の個性を出しやすい。豚まん、あんまんなどオーソドックスなものから、ブランド肉や地元の野菜をアレンジしたものまでさまざま。加えてどこでも食べられる手軽さ、価格が割安、冷凍技術の発展で保存期間が長いなど、人気が高まっている。

 松本代表は「肉まんは自由だ。年に一度、今だけ、レイクタウンで、全国の中華まんを食べ歩いてほしい。料理研究家のように解説し合ってもらえれば」と来場を呼びかけている。

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