埼玉県などは30日、新型コロナウイルスに感染していた3人の死亡と、新たに1339人の感染を確認したと発表した。感染者数が1500人を下回ったのは1月17日の1139人以来、103日ぶり。内訳は県発表が923人、さいたま市85人、川口市が184人、川越市72人、越谷市75人。

　これまでに確認された感染者は51万1834人（チャーター便帰国含む）、死者は1449人（30日午後7時現在）。

　29日夜時点の重症者は5人、感染者の入院は580人、ホテル療養538人、自宅療養1万3714人。退院・療養終了は49万1966人。

　県によると、死亡した3人は70～90代の男性。県管轄で詳細が判明した感染者は前日午後分を含め未就学児～90代の男女1060人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた9施設に加え、新たに高齢者施設で6人の入所者が感染した。会食で感染が疑われるのは20～50代男女5人。ワクチンを3回接種していた10～90代の男女171人、2回接種していた10歳未満～90代の306人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～100代の男女85人。中等症が2人だった。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～80代の男女184人。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～80代の男女72人の感染を確認した。うち、みなし陽性者は1人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～60代の男女75人。