埼玉新聞

 

パーマ大佐が登場、動画で発信 5本の1級河川が流れる 埼玉・越谷 地域に伝わる「水遊都市伝説」をまとめ、市の魅力PR 鴨場やレイクタウンの生き物など10の話題まとめる

  • イベントで「水遊都市」越谷の魅力を語る(左から)三寺雅人さん、福田晃市長、パーマ大佐=1月27日、越谷市役所

    イベントで「水遊都市」越谷の魅力を語る(左から)三寺雅人さん、福田晃市長、パーマ大佐=1月27日、越谷市役所

  • イベントで「水遊都市」越谷の魅力を語る(左から)三寺雅人さん、福田晃市長、パーマ大佐=1月27日、越谷市役所
  • 【地図】越谷市(背景白)

 シティプロモーションの一環として越谷市は1月27日、市のブランドメッセージ「水遊都市KOSHIGAYA」を発表した。地域に伝わる「水遊都市伝説」をまとめ、市の魅力を発信する。

 5本の1級河川が流れる同市。「水遊都市」は、豊かな水辺で遊ぶように暮らす都市への思いを込めた。同市は多くの水害に悩まされてきた歴史があり「水害に対して積極的に取り組んでいくというメッセージも込めている」としている。

 発表セレモニーで福田晃市長は「地域との関わりを創出し情報発信を強化することで、住み続けたいまちの実現に向け、シティプロモーションを推進したい」とあいさつした。

 「水遊都市伝説」は市内にある宮内庁埼玉鴨場、徳川家康が手掛けた大規模治水事業、レイクタウンの生き物など、市内に伝わる水に関わる10の話題をまとめた。面白味を込め地域のネタにアレンジし、都市伝説として冊子や歌、映像を通じて市内外に発信する。

 プロモーションは、昨年度開かれた市民ワークショップの意見を踏まえ策定。同市出身のクリエーティブ・ディレクター三寺雅人さんが手がけた。県内出身お笑いタレント「パーマ大佐」が伝説を歌で表現し映像とともに動画で発信する。

 1月27日に行われたイベントでは福田晃市長、三寺さん、パーマ大佐が「水遊都市」のプロモーションを紹介。三寺さんは「水遊都市、水遊都市伝説を使って、話題にして、市民の皆さんが自分事として楽しんで広めていただけたら」と呼びかけた。

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