さいたま市は4日から、八潮市で発生した道路陥没事故に伴う下水道使用制限区域の住民への支援として、当面の間、市内の公共施設の浴場を無料で開放する。対象者は、さいたま市緑区、同市岩槻区、八潮市を含む12市町の住民。
開放する施設は、健康福祉センター「西楽園」(西区)、老人福祉センター「東楽園」(見沼区)、「和楽荘」(緑区)、「槻寿苑」(岩槻区)、桜環境センター(桜区)の5カ所。「和楽荘」と「槻寿苑」は下水道使用制限対象区域に含まれていない。
利用時には、住所と氏名が確認できる公的機関が発行した身分証明書の提示が必要で、期間中は何度でも利用可能という。