埼玉新聞

 

ハムの名店、担当者の他界などで閉店…技術磨いた男性、後継店を開業「旧店舗の人気に追い付きたい」

  • 「カズサヤ」の店舗跡に「オクダハム」を開業した奥田聡さん。前身店時代から使用する必要な機械などを受け継ぎ、質の高い商品の製造に努めている=さいたま市見沼区

  • 国際的なコンテストで金賞受賞歴がある老舗ソーセージ・ハム工房「カズサヤ」の店舗跡に開店した「オクダハム」=さいたま市見沼区

 東武線大和田駅から徒歩5分の場所に昨年12月、本場ドイツ製法のソーセージなどを製造、販売する「okuda.hamu(オクダハム)」(さいたま市見沼区)が開業した。同地では、かつてドイツ製法ハム・ソーセージ工房「kazusaya(カズサヤ)」が営業していた。ハム・ソーセージの世界的大会「IFFA」で複数の金メダルを獲得した家族経営の名店だったが、製造担当者らの他界などから昨年5月に閉店。後継に適任の人材を探していたところ、ドイツ製法の技術を持つ男性が見つかり、実質的に事業承継された。

もっと読む
ツイート シェア シェア