埼玉新聞

 

桜の名所で800本のルピナス見頃 埼玉・幸手の権現堂公園で今年から植栽、四季を通し多様な花を楽しんで

  • 花壇を鮮やかな青紫色で彩るルピナス=幸手市の県営権現堂公園

 幸手市の県営権現堂公園で青紫色のルピナスが見頃を迎え、訪れた人たちの目を楽しませている。

 ルピナスはマメ科で、藤を逆さにしたような花の姿から「昇り藤」とも呼ばれる。同園では、名所となっている桜の開花後も四季を通して多様な花を楽しめるようにと今年から公園の花壇に新たに植栽。「傘咲ルピナス」という品種で、大輪の青紫色の花をつけるのが特徴だという。隣り合わせのパンジーを囲うように植えられた約800本のルピナスが満開となっている。同園によると、5月上旬くらいまで楽しめる。

 越谷からバイクで見に来たという和井田弘さん(72)は「公園には花を見によく足を運んでいるが、新しく植栽された花があると楽しみが増える」と喜んでいた。

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