うずらの日の5月5日にPR 埼玉・所沢のモトキ、ウズラの卵の新商品を発売 疲労回復などの効果に期待も
2022/05/05/00:00
5月5日が「うずらの日」であることをもっと知ってもらおうと、所沢市宮本町のモトキ(うずら屋)の本木裕一朗社長は、アスタキサンチン含有のウズラの卵「あすたのジュンちゃん」の発売を記念して、「うずらの日」のPR活動に余念がない。
「うずらの日」は、ウズラ(鶉)の生産者団体で本木社長が会長を務める、日本養鶉(ようじゅん)協会が5月5日を記念日に制定。2017年4月に、日本記念日協会に申請し正式に登録された。
ウズラは明治時代に日本で品種改良され世界に広まった鳥で、フランス料理などで珍重される食材。記念日制定の理由は数々あり、(1)5月が陰暦で「鶉月(うずらづき)」と呼ばれていた(2)戦国武将が「御吉兆(ごきっちょう)」と聞こえるウズラの鳴き声を聞き、験を担いで出陣した言い伝えが残っている(3)ウズラの鳴き声「御吉兆」を「5吉兆」と読むと、5が重なる5月5日が「吉兆」の重なる祝日としてめでたい日である、などが挙げられる。
新商品は、抗酸化作用により美白や美肌、ダイエット、メタボ、疲労回復など、アンチエイジング効果が期待できる話題のアスタキサンチンを含有した業界初のプレミアム卵。含有飼料を与えることでウズラ自体も健康に育ち、従来のウズラの卵に比べ、黄身が濃いオレンジ色でコクとうまみも濃い。本社内ウズラの卵専門店「うずら屋」とネット通販で購入可能(1パック10個入り、税込み400円)。
本木社長は「ウズラの卵はビタミンB12や鉄分など栄養価の高い成分が多く含まれていて、良質なタンパク源を手軽に摂取できる。記念日を機に、ウズラの卵の消費拡大につなげたい」と熱く語った。