まるで紫カーテン!樹齢650年以上の「骨波田の藤」見頃、観光客にぎわう 埼玉・本庄の長泉寺境内
2022/05/06/00:00
本庄市児玉町高柳の長泉寺の境内にある樹齢650年以上と推定される県天然記念物「骨波田(こつはた)の藤」が見頃を迎え、花観賞者でにぎわっている。今季は樹齢270年以上とされる白い花の藤も同時に楽しめるのが特徴だ。
藤棚は2500平方メートルと壮大。本堂前の左右二つの棚が骨波田の藤で、広く張り出した枝から薄紫色の花を付けた花房はカーテンのよう。咲きながら伸びる花房の下の部分は4日現在、つぼみを付けていた。長いものでは1.5メートルになるものもある。背の高い人は腰をかがめながら楽しんでいた。
樹齢350年、250年といわれる古い木もあり、周辺は甘い香りに包まれている。訪れた女性は「マスクの中でもいい香りがする」とほほ笑んでいた。見頃は今月中旬ごろまで。
入園料は中学生以上300円~600円。開園時間は午前8時から午後6時まで。
問い合わせは、長泉寺(電話0495・72・3122)へ。