杉戸第三小の児童がナシの摘果体験 杉戸農高生が指導 両校が毎年行う交流事業、今年で20年目
2019/05/13/00:00
杉戸町立杉戸第三小学校5年生の生徒40人が10日、近接する同町堤根の県立杉戸農業高校を訪れ、果樹園でナシの栽培を体験した。
農業体験学習の一環として、両校が毎年行っている交流事業で今年で20年目。5~9月まで、3回にわたり、小学生が摘果や除草、収穫を体験し、ナシを収穫する。高校生は小学生に指導することで、知識や技術の向上を図る。
この日は、同高園芸科果樹専攻の3年生男女9人が、ナシ豊水の摘果の作業を指導。小学生はナシ園で、小さく膨らんだ幼果(ようか)を見比べ、大きく育ちそうなものを残す作業に精を出した。
同小の浜田萌百さん(10)は「分かりやすく教えてもらった。ナシが大きくなり、持って帰ることができるようになるのが楽しみ」と笑顔を見せた。