埼玉新聞

 

<高校野球>浦和実、グラウンド照明をLEDに付け替え 今までは安全面を考慮、日没後の練習に制限…けが防止と技術向上の両面でプラスに 照度計で10倍の明るさ「内野ノックもできそう」

  • 照明が変わり明るくなった練習場で汗を流す選手たち

    照明が変わり明るくなった練習場で汗を流す選手たち=7日午後、さいたま市緑区の九里学園大崎総合運動場

  • 照明が変わり明るくなった練習場で汗を流す選手たち

 今春の第97回選抜高校野球大会に出場する浦和実は7日、埼玉県さいたま市緑区の九里学園大崎総合運動場で約3時間の放課後練習に励んだ。

 3日から取り付けを開始していたグラウンド照明の発光ダイオード(LED)30台の付け替えが完了。照度計で約10倍の明るさになった練習場に、辻川監督は「内野ノックもできそう。ハード面がさらに良くなればいいな」と甲子園出場決定により進んだ練習環境の改善を喜んだ。

 今までは打撃練習のトス上げで互いの顔が見えないほどの暗さで、安全面を考慮し日が落ちた後の練習メニューに制限があった。投手キャプテンの角国は「周りが見えて広く感じる。練習メニューの幅が広がりそう」と、けが防止と技術向上の両面でプラスに働きそうだ。

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