久喜市は10日までに、市内の共同住宅200戸分について、7カ年分の固定資産税と都市計画税を誤って過大に徴収したと発表した。市は差額分を対象者に返還する。
市資産税課によると、他の自治体で誤りがあったことを受け、再点検したところ、市内でも課税の誤りがあったことが分かったという。2014年に建てられた共同住宅1棟200戸の土地について、誤った評価がシステムに反映されていた。1件1年当たり400円~900円、計約90万円多く課税、徴収していた。
市は本年度分から修正したものを送付。前年度まで7カ年分、過大に徴収した分について返還の手続きを進める。