埼玉県などは11日、新型コロナウイルスに感染していた80～90代の男女7人が死亡、新たに1910人の感染を確認したと発表した。感染者は5日連続で前週同一曜日を上回った。内訳は県発表が1160人、さいたま市340人、川口市180人、川越市112人、越谷市118人。

　これまでに確認された感染者は52万6666人、死者は1503人（11日午後6時現在）。

　10日夜時点の重症者は5人、感染者の入院は418人、宿泊療養373人、自宅療養8903人。退院・療養終了は51万1995人。

　県によると、県管轄では80～90代の男女7人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～100代の男女1054人。うち、みなし陽性は19人。クラスター（感染者集団）関連は7施設で、新たに児童施設、障害者施設、県内企業で5～6人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは20～70代の男女7人。ワクチンを3回接種していた10～100代の男女174人、2回接種していた10歳未満～90代の男女318人が感染した。県教育局によると、県立学校6校で学級閉鎖が9件、学年閉鎖が1件あり、児童生徒27人、教職員1人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女340人。2人が中等症と診断された。

　川口市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～70代の男女180人。1小学校で1学級が学級閉鎖中。また、10日に陽性と公表した1人を、重複があったため取り消した。

　川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～90代の男女112人。うちみなし陽性者は1人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女118人。