埼玉新聞

 

グルメはおせち料理の売り上げが好調、主力の総合通販は鈍化 総合通販のベルーナ、営業利益が12・1%減

  • おせち料理の売り上げは好調

 総合通販のベルーナ(上尾市)が13日発表した2022年3月期連結決算は、営業利益が12・1%減の138億2700万円だった。主力の総合通販は新型コロナ感染拡大の影響が一巡し、既存顧客のレスポンス率が前年同時期と比較して鈍化したことなどが影響した。

 売上高は6・6%増の2201億2800万円だった。総合通販は下期から広告宣伝費を抑制し減収。不動産関係のプロパティーは不動産売却と新規ホテルが寄与し増収、グルメはおせち料理の売り上げが好調に推移した。呉服関連は店舗休業の影響が縮小、1店舗平均の受注効率改善で増収となった。

 純利益は法人税が縮小したことなどで、7・5%減の102億400万円だった。

 23年3月期の連結業績予想は、売上高は前期比0・5%減の2190億円、営業利益は8・5%増の150億円、純利益は3・9%増の106億円と予想した。

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