埼玉新聞

 

珍しい商品も全国から…焼きイモや干しイモ、川越にイモグルメ集まる 「コエド芋パーク」、新たな冬の風物詩に ホクホク系芋の代名詞、川越イモ使った料理コンテストも きょう16日まで

  • 来場者でにぎわうコエド芋パーク

    来場者でにぎわうコエド芋パーク=15日午前、川越市連雀町の蓮馨寺

  • 来場者でにぎわうコエド芋パーク

 全国から、イモグルメが集まる「コエド芋パーク」が16日まで、川越市連雀町の蓮馨寺で開催している。焼きイモや干しイモを始め、芋を使った多種多様なメニューを楽しめる。

 今回で3回目となるこのイベントは、川越イモ「紅赤」を守るため、食農・食育に興味を持ってもらおうと企画した。前回の来場者は3万人を超え、新たな川越の冬の風物詩となっている。

 今回から、紅赤を使ってもらう機会を増やそうと、紅赤を使った料理のコンテストを実施。実行委員会の森貴史さんは、「紅イモはホクホク系芋の代名詞。使ってもらうことで需要が増えれば未来に残していける」と力を込める。

 市内から訪れた50代夫婦は、所沢市から出店したベジパルで焼きイモや甘酒を購入。「おいしい。イモがきっかけでつながり、こんなに人が集まるイベントになる。全国に川越イモが知られるとうれしい」と笑顔を見せた。

 ベジパル取締役営業部長兼開発部長の斉木亮介さんは、「ほしイモいもチョコなど珍しい商品を出していることを知ってほしい。たくさんの人が来ていて、紅赤はじめイモを発信する機会は貴重なので、一緒に盛り上げたい」と期待を寄せた。

 入場料500円。当日券も販売している。

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