埼玉新聞

 

【J1浦和】開幕戦は引き分け 敵地で神戸と0―0 新加入の松本、サビオ、金子が躍動もゴール遠く 放ったシュートは16本

  • 【イラスト】浦和レッズ

    開幕戦は神戸と引き分け

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 (第2日、15日・ノエビアスタジアム神戸ほか)

 J1は7試合が行われ、浦和は敵地で神戸と対戦し、0―0で引き分けた。浦和は立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛け、前後半で計16本のシュートを放ったが、ゴールを割ることができなかった。

 戦評…果敢に攻め続けた浦和だったが、1点を奪えず神戸と引き分けた。

 浦和は前半30分にMFサビオのFKをFWチアゴサンタナが頭で合わせたが相手GKに阻まれた。後半36分には、CKからMF松本が押し込んだが、VAR判定でノーゴールとなった。同追加タイムに相手選手と1対1になったが、GK西川が好セーブで失点を防いだ。

■チームまとめた前向きな新主将/関根

 新キャプテンとしてチームメートをまとめ上げた。「どれだけチームをメンタル的に良い状況に持っていけるか。(試合の)入りから強度の高いゲームができるかを意識した」と全員の気持ちが同じ方向を向けるよう気を配った。

 主将に加え今季は右サイドバックにも本格的にチャレンジしている。求められる役割は増えたが、「そこはやらないといけないし、今の自分ならやれると思っている。自信を持って両方こなしていきたい」と前向きに重責を担う。

■ゴール前に壁、無失点デビュー/ボザ

 合流17日目で早速のスタメン出場となったが、能力の高さを発揮した。無失点デビューにも「守備が良かった時は、前線の選手が力になっているからできていると思っている」とチーム全体の成果だと強調した。

 ホイブラーテンとゴール前に強固な壁を築くと、神戸が誇る大迫、武藤のMVPコンビを完封。「前線の2人が素晴らしい選手だと聞いていた。その2人と戦うために準備してきた計画でゼロで抑えられ良かった」と話し、さらなる成長を誓った。

■期待膨らむ新布陣

 「勝者」こそ逃したが、内容に勝るプレーで新生浦和を強烈にアピールした。スコルジャ監督は「全員、今日はいい仕事をしてくれ、期待以上の選手もいた。期待を下回った選手はいなかった」と今後へ楽観要素だと喜んだ。

 J1で2連覇中の王者を相手に敵地で激突。前半から押し込まれる展開が予想されていた。そんな不安を吹き飛ばすように浦和のエンジンは全開だった。関根は「誰もが言わなくても分かるシチュエーション。みんなモチベーションが上がっていた」と士気の高さを要因に挙げた。

 前半は浦和の良さが凝縮した。公式戦でファン・サポーターにお披露目となった、2列目の新加入組3人がそれぞれに見せ場をつくった。松本がポスト直撃のシュートを放てば、サビオ、金子はサイドから好機を演出した。

 再建が期待された守備もボザがぶっつけ本番でスタメン出場。ホイブラーテンとのコンビで神戸のストライカー大迫を封じ込んだ。終盤にビッグセーブを見せた西川は「ピンチを防ぐのが自分の仕事」と頼もしく無失点に抑えた。

 勝ち点3に近づきながらも同1止まりは反省材料だが、悪くないスタートを切った。金子は「ここで勝ち点を積み上げることができればホームが待っている」とアウェー2連戦を見据えた。

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