埼玉新聞

 

避難所で雑草から電気を 被災機に開発、牛の胃倣い

  •  石川県立大のチームが開発したメタン発酵タンク(馬場保徳准教授提供)

     石川県立大のチームが開発したメタン発酵タンク(馬場保徳准教授提供)

  •  石川県立大のチームが開発したメタン発酵タンク(馬場保徳准教授提供)

 草を消化する牛の胃の微生物を培養し、雑草や野菜くずを発酵させてメタンガスをつくり、発電に利用する技術を石川県立大のチームが開発し、防災用設備として普及に取り組んでいる。馬場保徳准教授(環境微生物学)は東北大の研究員だった2011年、東日本大震災で被災。避難生活で「雑草や落ち葉をエネルギーに変えられたら」と考え、研究を進めた。

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