埼玉新聞

 

だまされた男性、4928万円を失う SNSで「ネットショップの副業をして利益」 興味を持った男性がやり取り、13回暗号通貨を送金 その後、不審に思い警察に届け、被害が発覚

  • 【ちなみ】パトカー4=事件事故イメージ

    31歳男性が暗号通貨4928万分被害

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 羽生署は18日、羽生市の男性(31)が特殊詐欺(架空料金請求)で、現金4928万6633円相当の暗号通貨をだまし取られたと発表した。

 同署によると、昨年9月20日、男性のスマートフォンに交流サイト(SNS)を通じ、「ネットショップの副業をして利益を得ている。客が購入した代金を立て替えて支払うが、客が支払ったら立て替えた代金と40%分の報酬が支払われる」などとメッセージが送信された。

 男性は興味を持って仕事の内容についてやりとりし、指定された架空のオンラインショップに自身の店を出店して、「注文の代金を立て替えるが、後で支払われる」などと言われた。男性は同月29日から12月18日までの間、13回にわたり、客の購入代金の立て替え分名目に現金4928万6633円相当の暗号通貨を指定された送金先アドレスに送金した。その後、不審に思って同署に届け出て、被害が発覚した。

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