宅配受取ボックス、和光市が庁舎敷地内に設置 市民の利便性を向上、宅配ドライバーの負担も軽減
2019/05/15/00:00
和光市は市庁舎敷地内の展示棟に宅配受取ボックスを設置した。市民の利便性を向上させるとともに、宅配ドライバーの負担軽減やトラックの二酸化炭素(CO2)削減を図るのが狙い。市によると、県内の自治体で公共施設内に同ボックスを設置しているのは北本市と戸田市に次いで3例目。
設置されたボックスの大きさは縦横各2・2メートル、奥行き約64センチ。ロッカー同様に30区画が使用可能。宅配便が届けられた際に留守だった場合、再配達を申請するが、申請時に市役所の宅配ボックスを指定すると、同ボックスに暗証番号を入力すれば、配送品を引き取れる。
市は「宅配受け取りボックスを設置することにより、市民の利便性が向上し、不在宅に何度も足を運ぶ宅配ドライバーの負担も軽減されるうえ、宅配ボックス業者から入る賃貸料も市の収入源となる。ぜひ活用してほしい」と呼び掛けている。