埼玉新聞

 

ネコの本500冊、ネコ雑貨を扱い…作品の展示も 熊谷の書店「ねこのみち」、ネコ好きの情報交換の場に

  • ネコの本と雑貨類専門の書店「ねこのみち」を営む本田美樹子さん

    ネコの本と雑貨類専門の書店「ねこのみち」を営む本田美樹子さん=18日、熊谷市宮本町

  • ネコの本と雑貨類専門の書店「ねこのみち」を営む本田美樹子さん

 秩父鉄道の上熊谷駅で下車し、住宅街を数分歩くと、緑色の小さなログハウスがある。ネコの本や雑貨類を集めた書店「ねこのみち」だ。

 店主は熊谷市内に住む本田美樹子さん(45)。2023年9月にオープンした。本田さんは「本屋が減っているから、本を買える場をつくりたかった。テーマを絞ったのは、店が狭いので。ネコが好きだし、ネコを扱った良い本もたくさんある」と言う。

 幼い頃から本に親しんだ本田さんはかつて、東京都内の図書館で司書として働いていた。結婚、出産を経て熊谷市に転居し、仕事をいったん辞めた後も、市内で読み聞かせボランティアを継続。コロナ禍で社会生活が制限されていた時、「人間、いつ死ぬか分からない。やりたいことをやろう」と、ネコの本などをイベントで売り始めた。店を開いたのは、在庫が増え自宅が手狭になったためでもある。

 自身も、8歳と4歳の保護ネコ2匹を飼う。魅力を語る本田さんは「自分の心に正直な動物で、マインドフルネスのお手本。体の形も完璧でかわいい」とほほ笑む。

 広さ3坪(約10平方メートル)ほどの店には、文学や科学など幅広い分野の「ネコ本」約500冊をそろえる。アーティストがデザインした「ネコ雑貨」も扱い、作品を展示することも。「地元でネコのアート作品に触れられる店になれば。ネコ好きの人たちが、情報交換できる場にもしたい」と掲げた。

 熊谷市宮本町208。月に7日程度オープン。22日は午後2時~同5時営業。詳しくは、写真共有アプリ「インスタグラム」で「ねこのみち」のアカウントを参照。

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