埼玉新聞

 

誰でもおいしく…越生でしか味わえない梅料理 オーパークおごせ、宿泊客に春季限定で提供 料理長、じつは梅が苦手 3月31日まで

  • 越生の梅をふんだんに使った「梅香るフレンチディナーコース~OGOSE~」

    越生の梅をふんだんに使った「梅香るフレンチディナーコース~OGOSE~」

  • 越生の梅をふんだんに使った「梅香るフレンチディナーコース~OGOSE~」

 越生町上野の複合型リゾート施設「BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE(オーパークおごせ)」は、宿泊客を対象に春季限定で「梅香るフレンチディナーコース~OGOSE~」の提供している。

 同コースは、越生町の特産日である梅に焦点を当て、地元の梅農家「山口農園」の梅を使ったフレンチディナー。「越生梅林梅まつり」に合わせ、越生の梅を視覚だけでなく味覚も楽しんでもらおうと企画した。

 砂糖やバター、生クリームなどを使って梅の酸味をフレンチ仕立てにすることで、苦手な人でも食べやすいよう工夫されている。

 メニューを考案した塚越黎料理長は、「自分も梅が苦手だからこそ、誰でもおいしく食べれるメニューになった自信がある。フレンチなので見た目も大事にしており、越生でしか味わえない梅料理を楽しみに来てほしい」と力を込めた。

 施設を運営する温泉道場(ときがわ町)は、「地域を沸かす」をテーマに地元生産者と協力しながら地域密着のメニューを展開している。山崎寿樹社長は、「今年、厨房(ちゅうぼう)を強化して満を持してコースで提供する。越生をPRするきっかけとして、役に立てれば」と笑顔で話した。

 提供は施設宿泊者限定で、3月31日まで。7日前までの要予約制で、料金は1人1万2千円(税込み)。詳しくはホームページへ。

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