埼玉新聞

 

意地でつかんだ切符 自分たちの野球貫き甲子園へ 【浦和実監督・辻川正彦 執念の先に】(下)

  • センバツ出場が決定し、選手たちに胴上げされる辻川正彦監督(中央)=1月24日、浦和実業学園高校

    センバツ出場が決定し、選手たちに胴上げされる辻川正彦監督(中央)=1月24日、浦和実業学園高校

  • センバツ出場が決定し、選手たちに胴上げされる辻川正彦監督(中央)=1月24日、浦和実業学園高校

 1975年の創部以来、春夏通じて初の甲子園出場となる選抜高校野球大会への出場を決めた浦和実。88年から指揮を執る辻川正彦監督(59)は「長かった。9割は嫌な思い出かもしれない。でもあと1割が欠かせないんだよね」と醍醐味(だいごみ)を語る。創部から半世紀、チームを初の甲子園に導いた指揮官と37年間の軌跡を振り返る。

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