勤務していた営業所の300万円着服 容疑で元経理担当の女逮捕 ほかにも1800万円の不正送金/川越署
2019/01/10/00:00
勤務していた埼玉県川越市の食品加工会社営業所の預金口座から現金を着服したとして、川越署は9日、業務上横領の疑いで東京都品川区旗の台1丁目、同社の元経理担当で無職の女(51)を逮捕した。
逮捕容疑は2017年1月31日、同社が使用していた預金口座から現金約303万円を自身の母親名義の口座に振り込み入金し、横領した疑い。
同署によると、女は14年から同社の経理を担当。17年5月に無断欠勤が続いたことから、同社が不審に思って経理業務を確認したところ、横領が発覚したという。
女はインターネット上で取引ができる金融機関の送金サービスを利用して不正に現金を着服していたとみられ、ほかにも計5回、現金約1800万円の不正送金が確認されていることから、同署で詳しく調べる。
女は「私がやったことに間違いない。エステや歯の治療に使った」なとど供述しているという。