涼やかな花園楽しみに…薄紫の花咲くホテイアオイ 加須の道の駅で園児らが「投げ込み」 花は6月中旬から
2022/06/04/00:00
夏に薄紫色の花が咲く水草ホテイアオイの投げ込みが1日、加須市佐波の道の駅童謡のふる里おおとねの休耕田で行われた。市立わらべ保育園(長沢尚子園長)の年長組32人がお手伝いした。園児の参加は3年ぶり。
同道の駅を運営する米米倶楽部(島田和男社長)の主催で、ホテイアオイ花園管理組合と連携している。景観形成が目的で、1999年から始まり、活動は23年目になる。約8千平方メートルある面積のうち園児たちは一部の区画に投げ入れた。
島田社長は「新型コロナウイルスの影響で園児の参加は2年間中止された。3年ぶりにできて、うれしい。ホテイアオイの定植は昨年よりやや多い。現在約10万株だが、夏場のピーク時には約200万株に増える」と話した。
園児たちはホテイアオイの株を持ち、サポート役の大人たちと一緒に水深約30センチの休耕田に入り、決められた場所に投げ込んだ。
坂田湊介君(5)は「水がむにゅむにゅしていて、気持ちよかった」。広瀬陽香さん(5)は「きれいなかわいいお花が咲いたら見にきたい」と話していた。
花は6月中旬から9月ごろまで楽しむことができる。花の見頃(ピーク)は、例年4~5回訪れる。