埼玉新聞

 

長男の上司のおいに…現金1200万円手渡す 入間の82歳女性が手渡し詐欺被害、長男帰宅で発覚

  • 82歳女性1200万円 手渡し詐欺被害=入間市

 狭山署は4日、入間市の無職女性(82)が手渡し詐欺で現金1200万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、2日午後2時半ごろから数回、同居する40代の長男を名乗る男から「会社のお金を誤送金してしまった。いくらか用意できないか」「上司のおいが代わりに取りに行く」などと電話があった。

 信じた女性は約1時間半後、女性方を訪れた長男の上司のおいを装う男に、現金1200万円を手渡した。その後帰宅した実際の長男に女性が確認したところ、被害が発覚。同日午後9時半ごろ自ら110番した。

 男は10代後半~20代前半ぐらいで小柄。白シャツに黒色ズボン、黒い帽子を着用していた。

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