埼玉新聞

 

<高校サッカー>途中出場の土形が決勝弾 堅守で反撃封じる 三郷北、蕨に1―0 県総体1回戦

  • 蕨―三郷北 後半15分、三郷北の土形(左から2人目)が決勝ゴールを決める

 (第1日、4日・越谷しらこばと運動公園競技場ほか)

 46校が参加して開幕。1回戦18試合を行い、川口北は舟越の2得点で逆転し、3―1で越谷南に快勝した。

 三郷北は持ち味の堅守で蕨を退け、1―0で2回戦進出。県S1リーグ勢の細田学園と浦和学院も順当に2回戦へ駒を進めた。

■期待に応える決勝弾/三郷北

 三郷北は後半10分から途中出場したMF土形がゴールへの執着心と突破力を発揮し、チームを勝利に導いた。采配が的中した中村監督は「プラン通り」と満足げにほほ笑んだ。

 同15分、河村のパスに合わせてゴール前に走り込んだ土形が、一度はGKに阻まれたシュートを自ら押し込んで千金の決勝ゴールを奪った。1年生GK中嶋、2年生CB長島など下級生DF陣も奮闘し、体を張って蕨の反撃に耐え抜いた。

ツイート シェア シェア