埼玉県公立高校の入試 3万9463人が受験 欠席や受験取りやめで倍率は1・10倍 普通科で最も倍率が高かったのは市立浦和の1・87倍 川口市立1・67倍、市立浦和南1・53倍が続く
2025/02/27/11:49
2025年度の県公立高校入試が26日、全日制131校と定時制24校で行われ、計3万9463人(前年度4万181人)が受験した。体調不良を含む101人が欠席し、125人が事前に出願を取り消した。
県教育局高校教育指導課によると、全日制は入学許可予定者3万5001人に対し、3万8379人が受験。欠席や受験取りやめで、志願者数確定時(19日)から208人減った。倍率は1・10倍となり、前年度から0・01ポイント減少した。
全日制の学科別倍率は、普通科1・15倍(前年度1・15倍)、専門学科0・95倍(同1・01倍)、総合学科0・91倍(同1・00倍)。普通科で最も倍率が高かったのは市立浦和の1・87倍で、川口市立1・67倍、市立浦和南1・53倍が続いた。
専門学科では市立大宮北の理数科が2・23倍で最も高く、総合学科は川越総合1・17倍。
倍率が1・00倍を下回り定員割れしたのは普通科22校(22普通科、2コース)、専門学科33校(44学科)、総合学科5校だった。
定時制は入学許可予定者1980人に対し1084人が受験。倍率は0・55倍(前年度0・57倍)となった。
試験は国語、数学、社会、理科、英語の5教科で、配点は各教科100点。27日に一部の学校で面接や実技試験を行う。合格者は3月6日午前9時ごろにウェブ上で発表される。追試は同3日。定員割れの学校は同17日以降に欠員補充試験を行う。