ショック…医療従事者の男性、2666万円を失う 女性の写真が届いて…恋愛感情を抱き、何度も送金してしまう 「数百倍に価値が上昇」と連絡あるも、異変を感じて弁護士と警察署へ 事件発覚し詐欺師だと気付いた38歳
2025/02/27/13:04
埼玉県警東松山署は26日、東松山市の男性医療従事者(38)が交流サイト(SNS)型ロマンス詐欺の被害に遭い、暗号資産2666万円相当をだまし取られたと発表した。
同署によると、男性は2023年7月から約1カ月間にわたり、SNSで知り合ったアジア人女性をかたる人物から「現在最も可能性の秘めた暗号資産」「将来数十倍から数百倍の価値の上昇を予想している」などと、暗号資産の投資を勧めるメッセージがあった。男性は同8日から21日までの間、計12回にわたり、2666万円相当の暗号資産を購入し指定先に送金した。
SNSの相手から「現金化するのに税金がかかる」と連絡があり、不審に思った男性が弁護士と共に同署に相談した。SNSの相手は、女性の写真を送信するなどして恋愛感情を抱かせたという。