<高校野球>甲子園に向けてキャンプ開始 富士山バックに浦和実ナインが練習 「暖かい所で体づくりをしながら実戦的な練習」 実戦で調整へ
2025/02/28/11:59
今春の第97回選抜高校野球大会に初出場する浦和実は27日、静岡県内で甲子園に向けたキャンプを開始した。メンバーに選ばれた20人に加え、選手登録変更に備えた補欠選手らが参加。26日に静岡入りし、練習日第1日目の27日は午前中に打撃練習、午後には富士山をバックにしたグラウンドで守備練習に励んだ。
同校初の甲子園出場となるセンバツの開幕まで3週間を切り、辻川監督は「暖かい所で体づくりをしながら実戦的な練習をしに来た。本番を見据え内外野の連係やサインを確認したい」と6泊7日の合宿での狙いを話した。
この日、17歳の誕生日を迎えた左腕石戸は「ある程度完成してきたので、細かいところを詰めていきたい」と球の出し入れや変化球の精度を最終調整していく。遊撃手橋口は「一つ一つのゴロさばきなどを確認したい。一番こだわりたいのは球際の強さ」と目標を定めた。
キャンプは3月4日まで。来月から対外試合が解禁となるため3月2、3日には練習試合を行い、実戦で調整を図る。