埼玉新聞

 

毛呂山にイオンタウン ホームセンターなど13店舗 初進出の「苺の里」など地元企業4店も 30日開業

  • イオンタウン毛呂山のイメージ図(イオンタウン提供)

 イオンタウンなどは6日、毛呂山町川角にショッピングセンター(SC)「イオンタウン毛呂山」を30日にオープンする、と発表した。

 新たなSCは、東武越生線武州長瀬駅の北約500メートルに位置し、駅から延びる町道と県道39号に面した3万4178平方メートルの土地に建設が進められている。建物は鉄骨平屋で、延べ床面積は1万1794平方メートル。中核施設の食品スーパー「イオンスタイル毛呂山」をはじめ、ホームセンターの「コメリ」など13店舗が入る。うち、地元企業は4店舗。町内でイチゴの観光農園と直営スイーツ店を運営する「苺(いちご)の里」も商業施設に初めて進出し、バウムクーヘンとイチゴジャム専門店「苺の里ストロベリーガーデン」を開く。

 イオンスタイル毛呂山では、JAいるま野に所属する生産者約50人が毛呂山町や越生町で収穫された新鮮野菜を出荷。地元毛呂山の酒蔵「麻原酒造」の純米酒など、地域の商品も取りそろえる。

 また、SCは地球環境へのさまざまな配慮も施した。「もろやま創成舎」(本社・毛呂山町)と電力供給契約を結び、屋上に太陽光発電設備を導入。「非化石証書」を活用することで、実質的に二酸化炭素発生ゼロの電気を100%使用した店舗となる。

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