埼玉新聞

 

関東の山沿いで大雪、平地でも積雪の恐れ 3日~5日 高速道などの予防的通行止めや首都圏のJR各線の運休に警戒 気象庁、国交省、NEXCO東日本、JRが発表【速報】

  • 3日~5日に大雪警報が出る可能性があるエリア(早期注意情報、気象庁HPから)

    3日~5日に大雪警報が出る可能性があるエリア(早期注意情報、気象庁HPから)

  • 3日~5日に大雪警報が出る可能性があるエリア(早期注意情報、気象庁HPから)
  • 天気分布図(3日正午から午後3時までの予想、気象庁HPから)

 気象庁は2日夕、大雪に関する関東甲信地方気象情報(第1号)を発表した。関東甲信地方では、3日明け方から夕方にかけて、山沿いや山地を中心に大雪となり、南部の平地でも積雪となる所があるという。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒するよう呼びかけている。

 また2日夕、国交省、気象庁、NEXCO東日本が共同会見し、高速道路や国道の予防的通行止めの可能性について発表。JR東日本も降雪による首都圏の各路線で運休や遅延の恐れがあると発表し、気象情報や交通情報に注意するよう呼びかけている。

 埼玉は雨か雪の予報だが、気温が急速に低下。熊谷の2日の最高気温は22・2度と春の陽気だったが、3日の予想最高気温は7度で、一気に約15度低下する見込み。

[気象概況]
 3日は、本州の南岸に前線が停滞する見込みです。このため、関東甲信地方では、3日未明から夜のはじめ頃にかけて雨や雪が降るでしょう。山沿いや山地を中心に大雪となり、南部の平地でも積雪となる所がある見込みです。前線は4日はじめには伊豆諸島の南に南下しますが、その後北上し、4日午後から5日頃にかけて再び雨や雪の降る所があるでしょう。

[雪の予想]
2日午後6時から3日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
  関東地方北部の山地         20センチ
  関東地方北部の平地         5センチ
  箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 5センチ
  関東地方南部の平地         3センチ
  甲信地方              25センチ
その後、3日午後6時から4日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
  関東地方北部の山地         1センチ
  関東地方北部の平地         1センチ
  箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 1センチ
  甲信地方              1センチ
その後、4日午後6時から5日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
  関東地方北部の山地         30センチ
  関東地方北部の平地         20センチ
  箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 15センチ
  関東地方南部の平地         5センチ
  甲信地方              20センチ
予想より地上気温が低くなった場合や、降水量が多くなった場合には、警報級の大雪となる可能性があります。

=埼玉新聞WEB版=

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