埼玉新聞

 

西武所沢SC、知られていない地元名産フェア開催 創業100年超だんご屋の商品など客満足 キャラも人気

  • ラッキーパンダとハグする子ども=4日午前、西武所沢SC

 所沢市を中心に活動するマスコットキャラクター「ラッキーパンダ」が、西武所沢SC(ショッピングセンター)に来店した。来店は所沢SCで開催中の所沢名産フェア「イイトコ所沢」に合わせたもので、午前11時ごろ同店を訪れたラッキーパンダは、来店客との記念撮影に応じながら、約1時間の買い物を楽しんだ。

 ラッキーパンダとハイタッチをした1歳9カ月の内藤慶君は「かわいい」と興奮した様子。母の愛子さんも「子どもはパンダが好きで、偶然見かけて来た。驚くかとも思ったが、喜んでくれてよかった」と頬を緩ませる。同店を毎月訪れるという東京都小平市の高橋弘美さん(66)は、記念撮影後「広告で知って、パンダを見るために来た。会えてラッキー」と満足気に語った。

 今年から始まった「イイトコ所沢」フェアでは、創業100年を超える市内のだんご屋山口屋の団子や所沢牛、地ビールなどを販売。ラッキーパンダとコラボしたパンとうどんも限定販売される。フェアについて販売担当の河本浩二課長は「所沢には知られていないだけでいい商品がたくさんある。地元のものをクローズアップして、所沢の再発見につなげたい」と地元所沢とのつながり強化に意欲を見せた。

 所沢市でも、市が所沢商工会議所などと協力し地元特産品を審査の上「所沢ブランド」認定を交付するなど、地産品の魅力発信に努めている。

 フェアは、商品を入れ替えながら通年で開催予定。

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