埼玉新聞

 

<新型コロナ>川越の病院でクラスター、21人感染 休園、学級閉鎖も 埼玉で558人感染、3人死亡

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは10日、新型コロナウイルスの感染者を新たに558人確認したと発表した。県によると50~80代の男性3人が死亡した。感染者の内訳は県発表が365人、さいたま市105人、川口市が52人、川越市19人、越谷市17人。

 これまでに確認された感染者は55万6774人(チャーター便帰国含む)、死者は1636人(10日午後7時現在)。

 9日夜時点の重症者は2人、感染者の入院は245人、ホテル療養230人、自宅療養4264人。退院・療養終了は54万9177人。

 県管轄で詳細が判明した感染者は前日午後分を含め未就学児~90代の男女376人、うちみなし陽性は9人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた高齢者施設1施設で新たに2人が感染した。会食で感染が疑われるのは10~60代男女6人。ワクチンを3回接種していた10~80代の男女96人、2回接種していた10~80代の95人が感染した。

 県教育局によると、県立学校2校で児童生徒1人と教職員1人が感染し、教職員の担任クラスを含む学級閉鎖を2件実施した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~100歳代の男女105人。このうち2人が中等症。

 川口市によると、未就学児~90代の男女52人が感染。1保育園で園児3人の感染が分かり、当分の間の一部休園を決めた。1小学校1学級で学級閉鎖中。

 川越市によると、未就学児を含む10歳未満~80代の男女19人の感染を確認。市内の関本記念病院で5~7日、50~90代の入院患者12人(男性5人、女性7人)と女性職員9人の計21人の陽性が判明し、クラスター(感染者集団)認定された。

 越谷市によると、感染が判明したのは未就学児~60代の男女17人。

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