埼玉新聞

 

青い風船、保育園の花壇に舞い降りる 埼玉・戸田 そこから続く子どもらの交流、飛ばしたのは山口の児童ら 距離800キロ…縁もゆかりもない保育園と小学校、一つの風船がつなぐ

  • 新曽保育園を訪れ、園児らに学校の様子を説明する山口市立島地小学校の吉松英樹校長

    新曽保育園を訪れ、園児らに学校の様子を説明する山口市立島地小学校の吉松英樹校長=2月27日午後、戸田市新曽の市立新曽保育園

  • 新曽保育園を訪れ、園児らに学校の様子を説明する山口市立島地小学校の吉松英樹校長
  • 風船に添えられていた、山口市立島地小学校児童のメッセージと花の種

 昨年11月1日朝、戸田市新曽の市立新曽保育園の園庭花壇で、青い風船が一つ、舞い降りているのが見つかった。花の種とともに「えがおでたのしくしまじ小1年」のメッセージが添えられていた。風船を飛ばしたのは、約800キロ離れた、全校児童19人の山口市立島地小学校の児童たち。その後、子どもたちの交流が続いている。2月27日には、同校の吉松英樹校長が児童のメッセージを携えて同園を訪問。園児に「山口県に19人の友達がいると思ってほしい」と笑顔で呼びかけた。

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